【2007.12.17】
神戸の冬の風物詩、ルミナリエ。
もともとは、阪神淡路大震災の鎮魂のために催されたこのイベントも
回を重ねるごとに、そうした始まりの意味合いもどこかへ
消えてしまったといわれるようになりまして、
年々、開催にかかる予算が赤字になっているらしく
毎年のように、来年の開催があぶないと言われております。
そんなルミナリエ。
大阪に住む私としては、切っても切れない縁がございます。
あの震災が起こる2日前、当時彼女だった妻と一緒に
六甲から夜景を見ました。
その神戸があの地震でものすごい状況になってしまいました。
ルミナリエには、開催がはじまってから一緒に出かけておりました。
なんといっても、私にとって想い出深いのは
このルミナリエを一緒に見に来たそのあと、プロポーズしたんですよね。
もうかれこれ10年前のことですが・・・。
そんな思い出もあり、今年で最後かも知れないと思うと
いてもたってもおられず、でも人ごみはきらいだし・・・
でも、今日が最終日だし・・・と迷いながらも仕事終わりで
阪神電車に乗って、神戸へ向かっておりました。
三宮で降りたものの、元町からの行列に並ばないと会場入りできないという
なんとも理不尽な長い行列に並ばされて、延々歩いてやっと入口につきました。
今日は一人だし、じっくりみれます。
イルミネーションは木枠に付けられているんっですね。
まさに光の回廊ですね。
美しいです。
でもでも・・・、久しぶりにやってきたルミナリエですが、
なんともこじんまりとなってしまったなーって思いました。
ま、それは予算がないからだし、仕方がないんですが・・・。
なんとも悲しく感じました。
でも、最後の東遊園地の装飾は圧倒されました。
これこそルミナリエだ〜ってこころで叫びました。
あ、でも、ここでカメラのメモリーがなくなった!くそー。
あわてていらん写真を消して・・・と、していたら
なにやら会場内にアナウンスが・・・。
どうやら、終了のアナウンスでして、突然すべてのイルミネーションが消えました。
その時、場内はえも言われぬ拍手でいっぱいでした。
帰りに、100円募金をして自宅に帰りました。
本当は子供たちも一緒に連れて来てやりたかったんですが、
なかなかね・・・夜のイベントだし、寒いし、そう簡単にはいきませんね・・・。
来年もあるかな?あって欲しいな〜。
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