【2006.10.7】
苦節2ヶ月。
あれは夏まっさかりの8月中旬だった。
結構手短にできるだろうかと思って、軽い気持ちで依頼したマフラー製作。
そのコンセプトはやはりデザイン優先の左右4本出し。
これは譲れない。
どこにもないものが欲しい!だからこそワンオフにて製作を依頼したのだが。
8月も終わり、台風シーズンの9月も通り越し
その間には、音量の問題など様々なトラブルもあり、
やっとこさ出来上がってきました。
というか、これ以上ダラダラしてても仕方がないし、
とどめなくどこまでもは出来ない!
さらにやっぱり自分の車が心配!
ということで、最後はかなりの妥協は入りました。
これまでの最大のトラブルはその音量。
爆音を超える、なんとも言えない、アイドリング時の重低音!
そのままでは乗れない!乗りたくない!とまで思うほどだったので
どうこれを解決するかで悩みました。
結局、せっかく作った配管をダミーにするのは心苦しく
エンドにインナーサイレンサーを入れる事で
音量を下げれるのではないかという案で最終の完成を目指しました。
ただ、通常のインナーサイレンサーでは、
見た目のデザインがすべて殺されるので、ここもシペシャルに
エンドの75パイから、インナーの最小径の27パイまで
テーパーを付けてもらい、内部を耐熱ブラックで塗装することで
見た目のデザインにも配慮。
これで、なんとか我慢できるかな?というレベルにまで
音量は下がったので、これで最後にすることにしました。
ただ、最後の最後までやはり使ってみないと分からないので、
外側のインナーは溶接固定しましたが、内側のインナーは
ひとまずクリップ固定でしばらく様子をみる事にしました。
これでも音量が問題ならば、内部のインナーは
完全にふたをする形状で、溶接固定することも考えなければならないからです。
しかし、妥協という部分では、今まで長年というか、
買ってから全ての期間(かれこれ14、5年)触媒レスだったのに
ここに来て、純正触媒つーものが鎮座してしまいました。
本当は、ここも新しい触媒アダプターにして
配管系を一新する予定だったんですけどね・・・。
でまあ、そういう妥協をしながらも、車を引き取ってきました。
実はここまで来るとマフラーどうこうというよりは、
自分の車の状態が気になって仕方がなかったのです。
私の車はずっとシャッター屋根付きのガレージで保管しているので
雨に打たれながら外に置かれてはいないかとか、
気になって気になって仕方がなかったのです。
最後に引き取って来た時も、ボディ汚れたままの状態でしたし・・・。
帰って来て一番先に見たのが、ボンネットの中。
やはり・・・スペアタイヤの中に水が溜まってました。
ボンネットを変えて、エアダクトが出来たから、雨が降ったり
洗車したりしたら、速攻で水がたまるんですよね・・・。
ディフューザーを作ってもらったときに、
型取りする時のマジックの跡がそのまま・・・とか。
こういうのはオーナーとしてはたまらないのです。
ま、他にもこまごまとした気になる点は言い出すとキリが
ありませんが、そういうことが言われなくてもできるショップ
というものがどれだけあるのかな〜と、思ってみたりするのです。
昨年オールペンをしてもらったショップとかね・・・、
なんか私が車に乗れない原因はいろいろあるよな〜
早速持って帰ってきて水洗いしました。
しかし、2ヶ月の間、どのような扱われ方をされていたのかは
予想がつくのですが、水あかがボディ全体に染み付くようにあり
これが気になって気になって仕方がなかったので、
ワックスがけしました。
あ、そうだ、オールペンして、ワックスかけるのは始めてだったよ。
そうそう、オールペンしてから1年経つけど、ほぼ走行してないから
きれいで当たり前なんだけどね・・・、なんだか悔しいです。
しかし、ワックスかけて見た物の、全然とれないよ〜
どーしたらいいんだろうか?
ま、ひとまず見た目きれいにしてガレージに。
やっと帰って来た!お帰り!
これでかなりほっとしたよ。
で、気になるマフラーの支払い金額は・・・。
19万円也!(エキマニ含む)
ウーム、ものすごく高い!
マフラーだけで、142000円でした。
スペシャルワンオフマフラーとはいえ、高い。
こんなにもスペシャルな価格になろうとは、ビックリだ。
実はこれでもおまけしてもらったけど、それでもこれである。
時間も手間もかかった。反面音量などの不具合もある。
100点満点ではないが、職人の時間に対するコストを考えば
やはりこの金額も妥当なのではないかと、自分は納得する。
でも、高いよ!
ほんま、当分路頭に迷いそうなお値段でした!
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