子供の頃の思い出。
小さい時のアルバムに貼られてある一枚の写真。
少し黄ばんでいるその写真に映っているのは、
若い時の母と、生まれてすぐの私の姿。
そしてその場所は、ひらかたパーク。
大菊人形展・・・。
古いアルバムには、若き日の母に抱かれる私の姿がありました。
なつかしいなぁ・・・。
もうすっかり冬・・・。
家の隣の神社の銀杏の木から毎日毎日
ものすごい量の落ち葉が舞い落ちてきます。
いつもうちの母が朝と夕方に、掃いていたのを思い出します。
ここ数日、仕事がものすごく忙しくて
昨日までほぼ3日徹夜状態なんてことも続きましたけど、
昨日は風呂に入って、布団で寝ました。
で、今日も仕事が立て込んではいるんですが、
どうしても行っておかなくちゃ行けない場所があったので、
行ってきました。
それは、ひらかたパーク。
ひらかたパークというのは、大阪の枚方市にある遊園地です。
なんで?かというと、ここで毎年秋に開催されている
大菊人形展が今年をもって91年の歴史に幕をおろすと言うからです。
お昼ご飯を食べてから出かけました。
遊園地らしく、風船を売っている姿をみると微笑ましいです。
でも、子供がほしがるので近づきませんけどね。
子供たちには菊人形よりも、こっち。
魔法戦隊マジレンジャーのショーです。
たまたま今日開催されていたので、これをみせてあげるれるというのも
よかったです。
マジレンジャーショーを見終わって、大菊人形展へ。
待ち時間約20分。
やっぱり、今年、いや明日で最後というので
たくさんのお客さんが来ている証拠ですね。
朝のTVニュースでも流れてましたし。
これが菊人形です。
今年のテーマは義経!
これは義経と弁慶の有名なシーンですね。
とてもカワイイ白い菊。
歩きながら、シーンごとに展示されている菊人形を見て行きますと、
弁慶の体に弓がたくさんささっています。
なぜ、菊人形展が今年で最後なのかと言うと、
お客さんの数が減っているからではなく、
菊人形を作る菊師と呼ばれる職人さんが高齢化になり
作れる人がいなくなってきたからというのが一番の理由だそうです。
菊人形は、人形に菊をくっつけるのではなく、
枠となる骨組みを組んでからそこに菊を育てていくのだそうです。
最後と聞くとなぜか寂しくなってやってきた私。
今日のひらかたパークは12月の遊園地とは思えないくらい
大勢の人でにぎわってました。
やはり、大阪の人々にとって、このひらかたパークの
大菊人形展というのは、子供時代に必ず来たことのある
思いでの一つなんだと思います。
子供はというと、菊人形でもなく、マジレンジャーもおわったので、
遊園地の中にある、車の乗り物に夢中です。
乗り物のあとは、食い気か?
マクドナルドでマックフライポテトを食べて、
寒いのにソフトクリーム。
凍えそうでした!でも、おいしい!
なんか物寂しいなー。
時代は変わっていくのですよね。
私が親に連れて来てもらった場所。
そんな思い出が残ってる場所。
いつまでも忘れられない場所。
私の子供たちにも、これから私がどれだけ思い出を作ってあげられるかですよね。
責任重大だなー。
コメントする