碧い師匠に、蕨駅まで送ってもらい、京浜東北線に35分揺られ東京駅に到着。
大阪へ帰る、ブルートレイン急行「銀河」の出発まで
あと10分というギリギリセーフ。
広大に広い東京駅で、乗り場で迷ったら一環のおしまいだと腹をくくってましたが、
京浜東北線の隣の隣のホームが、「銀河」の出発ホームでした。
なので、出発まで10分とはいえ、俄然余裕が出て来て、あれこれ写真も撮影して
お土産やら飲み物を買いに行く時間ができました。
東京23:00発、大阪行きのブルートレイン「銀河」。
寝台列車なんですが、特急ではなく、急行です。
なぜかというと、特急ほどスピードを上げると大阪までもっと早く到着すてしまい
寝台列車として意味がなくなるので、スピードを抑えて時間調整をして
ちゃんと朝に到着するようにしてるから?らしいです。
子供の頃って、乗り物ってなんでも好きだったことありませんか?
私もそうでした。
小さい頃に買ってもらったブルートレインのカードブックみたいなのが
まだ1冊残っているはずです。
その本にはブルートレインがいっぱい乗っていたことをよく覚えてました。
いつかブルートレインに乗りたいなーとは思ってましたけど、
普段の生活の中で、ブルートレインの乗る機会なんていうのはほぼ全くありません。
東京へいくには新幹線が便利だし、よく行く北海道なら飛行機で行くし、
これではなにか理由をこじつけて、何が何でもブルートレインに乗ることを
正統化する必要があったのです。
そこでここ最近、東京-大阪間で、深夜に寝台急行が走っていることを知りました。
それがこの急行「銀河」でした。
いろいろと調べたところ、新幹線の切符に寝台料金の差額を払うことで
乗車が出来ることも判明。
(ただし、新幹線の切符は回数券などの場合は差額を支払っても乗り換えは不可能ということでした。)
そうだとしたら、乗らないわけないでしょう。
早速、緑の窓口に行って、差額を支払って、「銀河」の乗車券をGETしておきました。
ちなみに、B寝台という、上下二段のベットが向かい合わせになっている
一番安いグレードにしました。
出発ギリギリで車内に駆け込み、荷物を置いて、ほんの少しだけ、
自分のまわりだけチェックしてみました。
寝台列車の内部は、細い廊下が窓側にあり、反対側は二段ベットが並んでいます。
ベットはかなりタイトです。
身長が低い私でも結構窮屈に感じましたので、
身長170cm以上の方にはかなり窮屈なんじゃないでしょうか?
列車には洗面台が2個。
トイレが2つ、設置されておりました。
東京を出て、いくつかの駅に停車しながら、大阪へ向けて走る列車。
動き出して、歯を磨いてすぐに横になったのですが
これがものすごく揺れるんです。
下のベットといこともあるんでしょうし、
そもそも列車が古いというのも原因なのでしょう。
揺さぶられるような感覚でガタンゴトンと体が反応してしまいます。
さらに、暑い!
外は11月の寒空でたぶん、気温はヒトケタだったともうのですが、
列車の中は真夏のようにムシムシと暑かったです。
汗かきそうだったので、シャツを脱いで浴衣で寝ました。
揺れる、暑い、とかいろいろありましたが
ここ数日の睡眠不足はそんなものはおかまいなしに
すぐにぐっすり眠りにつかせてくれました。
目が覚めたときには見慣れた大阪の街の中を走っていました。
時間に余裕があれば、新幹線じゃなくてこの急行列車にまた乗ってみたいですね。
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