とてもすがすがしい秋晴れになった今日は、
昨年の今日、母が他界した日である。
こんな日に記念日というか、なんというか思いでというか、
なんかわからないけれど、一生頭の中に刻み込まれて行く日になった。
去年の11月21日は、日曜日でした。
その週の水曜日に容態が急変し、その日から
父と私で病院に泊まり込むようになってました。
日曜日の朝方に、父と弟をいったん家に帰し、
私一人で日曜日の昼、様子を見ていました。
夜に、父と弟とバトンタッチし、私はいったん家に帰ったのです。
家に着いたのが8時頃でした。
風呂にはいり、一息つこうかと思ったときに電話が入りました。
慌てて用意をして叔母を迎えに行き、高速に飛び乗りました。
阪神高速を走っている途中、携帯が鳴りました。
「母が亡くなった」ことを知らされました。
運転中でしたが、涙が溢れ出して、止めることが出来ませんでした。
無我夢中で病院へ急ぎました。
母の最期を私は看取ることができませんでした。
でも、それは考え性の私に、最期をみせまいとしてくれた
最後の親心だったんのじゃないかと思うのです。
幸い、東京から帰って来てくれた弟と、父に看取られて母は天国へいきました。
あれからちょうど1年。
あっという間でした。
どうしてこう、1年というのが過ぎるのがこんなに早いのだろう。
気がつかない間に、自分の周りの時間の過ぎ方が
急激に早くなったのかと思うくらいです。
それだけ年を取ったということなのか。
今日は会社を休みました。家で1日ゆっくり過ごしました。
子供たちは無邪気に外で遊び回ってました。
庭に植えられた花たちも、今日の陽気にさそわれて
きれいな花を咲かせていました。
生前、母は花が好きでした。
そんなこともふと思い出しました。
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