ラジオ氷河期

始まったものはいつかは終る。
短命か長寿かの違いこそあれ、いつかは終る。
長寿になったら最後はもっと悲しい。
そう、私の愛すべき番組も、今月末で終了との告知を受けていた。
それは代え難い事実で、致し方ないし、
これで日曜日の習慣となっていたラジオを聞く事から
解放されるわけで、自分の新たな人生を踏み出すきっかけづくり
と言えば大袈裟だけど、哀しみを別のことに意味付けて
行こうと考えていたのであるが、それが終了まであと3回となった
今夜の放送・・・。

深夜1時の時報が終ったあとに、いつも流れる
イギーポップの Real Wild Childが流れず、
シーンと静まり返った中で、アナウンサーが何やら読み上げている・・・。
今月29日終了のはずが諸般の事情で先週の放送を持って終了と・・・
と告げている。
え？一体なんで？
どういう事情かはさっぱりわからないが、ネットで検索すると、
番組のファンの掲示板は突然の終了を惜しむ声で埋め尽くされている。
みんな僕と同じように、高校生とか、中学生の時から聞き始め
今も聞き続けてるオッサン、オバハンが多い。
僕の身近には今も、この番組を聞いている友は一人もいないが
世の中にはいっぱい仲間がいるんだと、思い知らされた。
終るにしても、終り方もあるってもんでしょう。
明日以降、いろんな憶測が飛びまくるはずで、
謎が謎を呼ぶ事で、知られたくないことも知られてしまう。
果たしてこの結末はどうなるのか？
とにもかくにも残念です。
もうすぐ、番組終了の時刻だけど、いまだわけのわからん
どうでもいい音楽が流れてるし、それを録音してるオレ・・・。
悲しいっす。