自分の進む道って・・・。

仕事が減った・・・仕事がない、不況である・・・。
僕も世間も、みんなも・・・。
自分の仕事が減った、無くなったのは、不況のせいにするのは簡単である。
誰かのせいにしてしまえば、その場は気がすむけど、
だからどうなるって解決にはならない。
不況のせいじゃなくて、自分自身の問題だと言ってしまうのも簡単だ。
でも、やっぱり自分の問題、自分の責任が大きいんだと思う。

で、迷ってる。悩んでる。
僕は独り身じゃない。妻も子供も、自分の父も、妻のお母さんもいる。
いつまでも、ガキだと思ってるけど、気がつけば37歳。
みんなを養っていかなくちゃならない。
責任重大である。
どうしたらいいんだろうか？
養うとは、生活の糧となるお金を生み続けなければならない。
お金を生むという事は、仕事をして働いて行かなくちゃいけないのである。
当然である。
この先、自分がどんな仕事をして行くのか、いけるのか、まったく見えて来ない。
それが怖いのです。
ネクタイ締めてサラリーマンにはなれないと思う。
決めつけるのは良くないし、やってもいないことを言うのはアカンと思うけど
なれないと、慣れない、きっとダメだと思う。
じゃ何をしていけばいいんだろうか？

最近よく考えるのは、今までの事とこれからの事。
転職する時は、今までの経験を生かして・・・という風になるのか、
まったく今までと違うことをしていくのか？
今年の春、仕事が減って来たとき、ヤバイと思った反面、
これは絶好のチャンスだとも思った。
だって、仕事を換えれるかも知れないから。
ま、そんな簡単にいくわけもないし、今のように悩むだろうとは思っていたが
絶対にそのもがき苦しんだあとに、その時とは違う何かを掴めるんじゃないかと期待した。
今はその悩みの真っ最中なんですね。

ふと考えるのは37歳のオッサンがこれから全く未経験の分野にどう飛び込んで行くのかということ。
大学卒業して、新卒で入ってコツコツとか、そんなんじゃないんですよね。
でも誰か言ってたな。
高校入って、文系理系にわけられて、大学進んでも、たった4年とかで
自分の進むべき未来を決めていいのかってね。
確かにそうだ！仕事って、死ぬまでついて来る大切なもんだ。
俺は文系だから営業とか、理系だからメーカーとかそんな安易なもんじゃないよな？
10年働いて、ふと気がついて、俺は文系じゃなくて理系の仕事したいとか思って
新しいことにチャレンジできてもええんじゃないかなー。

そんな事を考えていると、やっぱりそういう目線で物事を見てしまう。
この前の情熱大陸で登場した大工の親方。
めっさかっこ良かった。
自分の家をいつかは建てたいと思い込んだのはかれこれ8年前。
そこから何人かの建築家の家を見て回ったけど、正直この人に任せたいって人はいなかった。
でも、この親方にはぜひ家を建てて欲しいと思った。
と、同時に、俺も家を自分で作りたい。
大工になりたい。とも思った。
これってどうなんだろうか？
37歳で弟子入り。おかしいのかな？
やって無理なことはないけど、24歳で弟子入りとは、訳がちがうもんね。
ま、大工はちょっと突拍子もないことかもしれないけど、
自分の中でもやもやとしているのは、形あるものを考えて作り出す仕事をしたいと思っていること。
これだけはハッキリしている。
今の仕事も考えて、物を作っている事にはかわりない。
だけど、物足りない、満たされない・・・。
なぜなんだろう。それは自分の技術のなさなのかもしれないし、それ以外？

そういえば、この前エドはるみ物語ってドラマをやっていた。
今、時の人だ。
40超えてお笑いに転身した売れっ子である。
しかしここに来るまでの苦労は並大抵のことではなかったであろう・・・。
だからドラマになったのであるけど、ある意味見てて勇気をもらったし、
その逆の考えもでてくる。要は人それぞれ・・・。
こんな考えしてるから前向きになれないし、アカンのやろうな、俺。

このもやもやはいつ解消されるんだろう？
37歳でオッサンとか、もうアカンみたいな気持ちになってるけど、
実際学校卒業して仕事したって何年よ？せいぜい13．4年です。
これから仕事をしていかなアカンほうがまだまだ長いんやったら、
今からでも、やりたい仕事を見つけて突き進んだっていいんじゃないかなー、俺。